8月31日(水)に附属病院一階多目的室に於いて、患者様とそのご家族、及びご興味のある地域の方々を対象に、『もの忘れセミナー』を開催いたしました。
第3回目の今回は、おうみ法律事務所ご所属の弁護士であられる中村明宏先生に、『認知症患者の後見人制度について』と題して、ご講演いただきました。
認知症によって財産管理が困難になった場合の青年後見人制度の利用方法についてや、成人後見人制度の詳細等、非常にわかりやすくお話しいただきました。
認知症患者が、徘徊中に鉄道の駅構内に侵入して鉄道事故に遭ったケースなど、実際の訴訟内容を例に挙げてお話しいただいたりと、身近に起こりうる事故についての疑問の解消にもつながりました。
講演後には、認知症に関わる法律問題についてのQ&Aコーナーもあり、参加者からの疑問を解決していただく貴重な機会となりました。
ご講演いただきました中村先生、またご聴講いただきました皆さまに、この場をお借りして深く御礼申し上げます。ありがとうございました。
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