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基礎研究について
高速MRスペクトロスコピー法の開発
超高速MR撮像法に用いられるエコープラナー法をスペクトロスコピーに応用し、 MR代謝画像の高速化を実現し、ラット中大脳動脈一時虚血・再潅流モデルによる虚血変化、 回復過程を追跡することに成功しました。
ブドウ糖1g/kg、2g/kgと投与するにつれて、虚血部位での乳酸の生成が増加し、 再潅流後の回復が阻害されることが代謝画像により明らかとなりました。
ブドウ糖1g/kg、2g/kgと投与するにつれて、虚血部位での乳酸の生成が増加し、 再潅流後の回復が阻害されることが代謝画像により明らかとなりました。
高速13Cスペクトロスコピー法の開発
測定感度の低い13C化合物の高感度検出のために、 13C核に隣接する 1Hの信号を選択的に検出し、 更に高速画像化のためにエコープラナースペクトロスコピー 法を組み合わせました。
ラット中大脳動脈閉塞モデルに13Cグルコースを投与し、 13C-glucose、 -Glu/Gln、-lactateの画像を得ました。