マウス、ラット、サルの各臓器のMR撮像を行っております。目的に応じてコイルの製作もしています。通常のMR撮像のほか、マウス脳の3次元撮像(100ミクロン)、DTI、MRS (13C, 19F, 31P等)、細胞トラッキング、ナノ粒子や分子標的プローブを用いた特殊造影剤の開発も行っております。 ブルカ-社製4.7TMR装置は本学の動物生命科学研究センター内に設置しているため、P2に対応しており、サルを用いたトランスレーショナルなリサーチに最適です。
認知症の早期発見の目的で海馬のプロトンMRSをしております。これまでに1500例近い症例のデータの集積があり、日常臨床において役立てております。本学では、術中監視用0.5T SIGNA SP/iを導入し、 MRガイド下の手術・インターベンション 治療を行っています。内視鏡や穿刺補助器具などの新しい装置の開発や画像処理、画像伝送、ナビゲーションソフトウェアーの改良などに取り組んでいます。
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